10月19日、晴れ。
ようやく国宝『一遍聖繪』に出会えた。
なにしろ、公開期間中とはいえ、火、水、木曜日はお休みという日程になってて、このところろ風邪をひいたりとかもあり、なかなかうまく日程設定できなかった。
で、出かけたのはいいが、意外や意外、なんと入館に30分待ち。
モネ展でもそんなに待たなかったのにね。
この聖絵、全巻12巻130mというシロモノ。
現在、藤沢市の遊行寺宝物館で公開されているのは、12巻全巻ではあるけれど、1巻づつの公開部分はほんの少し。
11月19日からは、この宝物館のほか、神奈川歴史博物館、県立金沢文庫の計3ヶ所で全12巻を三分割して公開という。
従って、全巻130m全てを征服するにはこの三箇所を廻る必要があるということだ。
しかもしかもしかも・・・、全12巻130m一挙公開は、今までになかったことで、今後もあるかどうかわからないという・・・。
こういう脅しとくすぐりの中での公開となったわけである。
この聖絵は、もちろん一遍さんの修行・布教活動を表す絵巻物ではあるが、鎌倉期(1280年頃)の日本全国の人々の暮らしぶりが描かれているという貴重な価値を有するもので、もちろん国宝である。
▼遊行寺
大イチョウの色づき、まだだった。
▼これが一遍さん
▼私が出た後の宝物館の待ち行列
▼チケット
絵は第12巻の一遍さんの臨終の場面
▼信州小田切の里での初めての念仏踊り
▼片瀬(江ノ島)での念仏踊り
0 件のコメント:
コメントを投稿