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プロ写真家団体 秘密保護法案に反対声明
11月29日 17時0分
参議院での審議が始まった特定秘密保護法案について、プロの写真家らで作る団体が、「撮影や発表に政府が介入する道を開く」と、法案を強く批判する声明を出しました。
特定秘密保護法案に反対の意見を表明したのは、プロの写真家、1660人で作る日本写真家協会です。
日本写真家協会が今月22日付けで出した声明文では、特定秘密保護法案について、「撮影から発表に至るまで、政府が介入する道を開くことになり、表現の自由や国民の知る権利が阻害され、戦争への道に走る危険性がある」と指摘しています。
そのうえで、「写真表現を手段として現代史を伝達することを生業とする写真家にとって、深刻でゆゆしい事態だ」として、特定秘密保護法案に対して強く反対すると述べています。
特定秘密保護法案を巡っては、作家らで作る日本ペンクラブなど、表現に携わるさまざまな人たちから、反対の意見が表明されています。
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