憲法解釈変更を批判=柳沢元副長官補が講演
柳沢協二元内閣官房副長官補は28日午後、参院議員会館で講演し、集団的自衛権行使を容認するため安倍晋三首相が目指す憲法解釈変更について「国民が政府に与えた権限はここまでだと明示するのが憲法の役割だ。政府が自分の自由度を広げるような解釈見直しは、近代国家の立憲主義の精神からみて基本的に許されない」と批判した。
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柳沢氏は「集団的自衛権は大国が中小国に軍事介入することを正当化する論理だ」として、過去に米国と旧ソ連が多用してきたと説明。首相の姿勢に関し、「政策目的がはっきり説明されていない。要するに(首相が)『やりたいから』としか説明がつかない」と語った。中国や北朝鮮の軍事的な動きには、個別的自衛権で十分対応できると強調した。
柳沢氏は小泉内閣や第1次安倍内閣などで安全保障担当の官房副長官補を務めた。 (2014/02/28-18:10)
柳沢協二「要するに(首相が)『やりたいから』としか説明がつかない」 http://t.co/h4T8aTc9S6 pic.twitter.com/9xn5X2hLQ1
— BKK□パグさん♪ (@fvjmac) 2014, 2月 28
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