2014年3月27日木曜日

元慰安婦関係者と韓国で接触=外務省幹部、本音探る (時事)

YAHOOニュース
元慰安婦関係者と韓国で接触=外務省幹部、本音探る
時事通信 3月27日(木)11時3分配信

 【ソウル時事】日本外務省の幹部が先週、元従軍慰安婦の支援施設「ナヌムの家」関係者と接触していたことが27日、分かった。主張は平行線だったが、問題解決に向けて本音を探る意味があったとみられる。

 韓国側関係者によると、外務省の山本恭司地域政策課長、在韓日本大使館関係者の2人と、ナヌムの家の安信権所長ら2人が17日にソウルで会食した。双方に接触の希望があり実現したという。

 日本側が慰安婦問題は1965年の日韓請求権協定で解決済みと説明したのに対し、韓国側は、協定に慰安婦問題は含まれていないと反論。「安倍晋三首相が全世界に対して加害者であることを認め、謝罪すべきだ。最も重要なのは謝罪だ」と指摘した。

 日本側は、慰安婦問題でおわびと反省を表明した河野洋平官房長官談話やアジア女性基金についても説明。韓国側は、河野談話は「間接的な謝罪」との認識を示し、基金に関しても「誠意はあったが、被害者を満足させられず合理的なものではなかった」との見解を表明したという。 



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