2015年10月3日土曜日

朝日新聞デジタル 民間給与の平均は年415万円 国税庁調査、2年連続増 : 「正規が1%増の478万円、非正規が1・1%増の170万円。両者の開きは前年より2万8千円広がった。」 ← (注意)物価を加味した「実質賃金」には触れていない

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民間給与の平均は年415万円 国税庁調査、2年連続増
水沢健一2015年9月30日20時43分

 民間企業で働く会社員やパート従業員が2014年に得た平均給与は415万円で前年より0・3%(1万4千円)高く、2年連続で増えたことが国税庁の調査でわかった。給与所得者のうち年間を通して勤めた人は2・4%増の4756万人で、調査が始まった1949年以降最多だった。

 国税庁は「景気の回復基調が雇用や給与の増加に影響したのではないか」としている。

 平均給与を雇用形態別にみると、正規が1%増の478万円、非正規が1・1%増の170万円。両者の開きは前年より2万8千円広がった。業種別で最も高いのは「電気・ガス・熱供給・水道業」の655万円(5・8%減)、次いで「金融業、保険業」の610万円(1・2%減)。最も低いのは「宿泊業、飲食サービス業」の237万円(1・6%増)だった。

 年間を通して勤めた給与所得者のうち、女性は3・1%増の1951万人で2年連続の増加。源泉徴収で所得税を納めた人は3・3%増の4026万人で過去最多となり、税額は2・7%増の8兆5124億円だった。(水沢健一)

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