日経新聞
高島屋、11月売上高1.5%減 紳士・婦人服が落ち込む
2015/12/1 15:54
高島屋が1日発表した11月の売上高(速報、既存店ベース)は、子会社を含む17店合計で前年同月比1.5%減だった。マイナスは8カ月ぶり。11月は前年よりも休日が少なかったことに加え、気温も平年より高めに推移したことで冬物衣料の売れ行きが鈍かった。紳士服と婦人服はともに2ケタの減少幅となっている。
商品別では、気温の影響を受けた紳士服が13.0%減、婦人服が12.0%減だった。関東地方で気温が20度を超える日が前年の2倍近くに達するなど、高止まりの影響で冬物衣料の苦戦が続いた。一方で化粧品を含む婦人雑貨は4.5%増、高級時計の好調や訪日外国人(インバウンド)消費に支えられた宝飾品は14.3%増だった。免税売り上げは8割増と堅調に推移している。
店舗別では日本橋店が1.8%減、港南台店などを含む横浜店が4.3%減だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
Jフロントの百貨店事業、11月売上高2.9%減 8カ月ぶりマイナス
2015/12/1 15:23
J・フロントリテイリングが1日発表した百貨店事業の11月の売上高(速報、既存店ベース)は、前年同月比2.9%減だった。気温が平年より高く推移したことから、コートやブーツなど冬物衣料の動きが鈍かったため。大丸松坂屋の合計は2.3%減となり、ともに8カ月ぶりに前年実績を下回った。
部門別では、婦人服は8.0%減、紳士服が9.2%減と減少幅が大きかった。訪日外国人(インバウンド)消費の寄与が大きい美術・呉服・宝飾は19.0%増だった。訪日外国人による免税売り上げは約5割増だった。
今秋はコートとカーディガンを組み合わせたような「コーディガン」が好調だったが、足元では売り上げが鈍っているという。すでにコーディガンが売れてしまったことで「その分コートも伸び悩んでいる」(Jフロント)ようだ。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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11月の新車販売台数6・6%減 11カ月連続で前年割れ
2015/12/01 17:54 【共同通信】
11月の国内新車販売台数(軽自動車を含む)は前年同月比6・6%減の38万8817台と、11カ月連続して前年実績を割り込んだ。軽自動車税が4月に引き上げられて軽の販売が大きく落ち込んだことが響いた。軽を除く自動車(登録車)も消費税増税による不振から抜け出せず、ほぼ前年並みにとどまった。
日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が1日発表した。
軽は15・8%減の14万9002台で、11カ月連続のマイナス。前年は消費税増税の影響で価格や維持費が安い軽が良く売れたが、ことしは軽自動車税の引き上げが打撃となり、全ブランドが前年を下回った。
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