2017年3月25日土曜日
「幸せ」な時とは 情報が取捨選択されて視野がすごく狭まった状態なのだ。(永田カビ) (鷲田清一『朝日新聞』2017-03-14折々のことば)
「幸せ」な時とは 情報が取捨選択されて視野がすごく狭まった状態なのだ。
永田カビ
人が幸せな気分でいるのは、「その幸せなことだけしか考えてない状態」、つまりは「幸せに水をさす事実は認識してない状態」だと、漫画家は言う。
だから逆に、落ち込んだりもがいたりしているときは、この世には不幸しかないと思ってしまう。
そう、こんどは見たくないものしか見えない。
人の心はなんと頑なだ。
心をぎりぎり掻きむしられる漫画「一人交換日記」から。
(鷲田清一『朝日新聞』2017-03-14折々のことば)
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