2013年12月20日金曜日

中韓を嘲笑う前に、我が身を振り返ろう(dragoner) : 「全国紙ですら中韓を嘲笑する記事を出すようになった今、多くの購読者が同じ認識を持ち、実態を知ろうともしないで侮り続けていたら、この先どうなるのだろうか。」

YAHOOニュース
中韓を嘲笑う前に、我が身を振り返ろう
dragoner | 軍事ブロガー/見習い猟師
2013年12月19日 21時20分

(略)

中韓叩き記事が売れる今、戦争煽り記事が売れる戦前

(略)

心地よい隣人のネガティブ情報

(略)

全国紙も中韓を侮る姿勢

(略)

既に防衛研究開発費で中韓に抜かれている日本

(略)

隣国を嗤う前に我が身を見直そう

冒頭のA氏のような人が、日本企業の経営者で一般的なのかは分からない。だが、A氏が中韓を嘲笑する話を私に振って来たのは、他の経営者との会話で通じるネタだったからとしたら、それは憂慮すべき事態ではないか。「あまり考えずに気持ちよく消費する娯楽情報」に曝され続け、偏った情報ばかりを摂り続けて、正常な判断が出来るのだろうか。全国紙ですら中韓を嘲笑する記事を出すようになった今、多くの購読者が同じ認識を持ち、実態を知ろうともしないで侮り続けていたら、この先どうなるのだろうか。少なくとも、良い結果は生みそうにない。

日本が衰退の方向に向かっているのは事実である。こんな状況にありながら、他国を見下し、いかに日本が優れているかの本が売れている現状は、まさに現実逃避と言えるだろう。だが、その先に待ちかまえているのは破滅でしかない。まず、目の前の問題を解決し、競争者の実力を把握して、追い抜かれない努力をする方が良い未来に繋がるのではないでしょうか。

(おわり)

0 件のコメント: