SEALDs奥田愛基が古市憲寿との対談で本質をグサリ!「“どっちもどっち”論じゃ拮抗状態にすらならない」 https://t.co/SEcYmrRkRL @litera_webさんから— 黙翁 (@TsukadaSatoshi) 2016年3月13日
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古市氏はこう胸を張ったのだが、冒頭でも触れたように、最近、古市氏は安倍政権=自民党と急接近している。2014年4月に「第2期クールジャパン推進会議」の委員に選ばれたことを機に、担当大臣の稲田朋美と急接近し、昨年秋には、その稲田政調会長が仕切る自民党の勉強会「歴史を学び未来を考える本部」にもオブザーバーとして起用された。
しかし、その結果、古市氏が何かを変えたという話は寡聞にして知らない。たとえば、同氏が参加した自民党の「歴史を学び未来を考える本部」の初会合では日本の侵略や植民地支配について「西欧諸国の帝国主義に基づいた政策とは違う」「国民の誤解がある」などという歴史修正主義丸出し発言も飛び出したが、会合の後テレビの取材を受けた古市氏はまともに批判することもなく、「まっ、精神性とか文明どうこうという、なんか会の趣旨からズレたようなことを期待されてる議員の方は、多いのかなと思いました」とちらりと皮肉を言っただけだった。
いや、それどころか、安倍政権と接近して以降、古市氏は著作『だから日本はズレている』で、初出時にあった稲田氏を皮肉った記述を褒め言葉に改ざんしたり、『誰も戦争を教えてくれなかった』という著作の文庫化に際して、タイトルを変更した上、歴史修正主義に寛容な言葉を付け加えたり、と明らかに政権に気を使って自分の言論を後退させている。
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