コロナ検査不足が医療危機を生んでいる - 小此木潔|論座 - 朝日新聞社の言論サイト https://t.co/Eh4NUESh79— 黙翁 (@TsukadaSatoshi) April 24, 2020
これまで新型コロナウイルス感染を調べるためのPCR検査拡大に否定的とみられていたクラスター対策の中心人物が、検査不足を医療危機の主要な原因として挙げるようになった。
▼専門家会議メンバの責任逃れ。アホらしくて話にならない
(引用)
4月13日に開いた講演会・緊急シンポジウムの席上、基調講演をした押谷仁・東北大教授から、意外な言葉が飛び出した。
「第二波の流行対応は、なぜ破綻しかかっているのかということです。ひとつは、PCR検査数が増えてこないことにある」
第二波と教授らが呼ぶ欧米からの感染が日本国内で広がっている現在、医療機関での感染者の急増が続き、医療対応が破綻しつつある。その原因の第一に挙げられるのはPCR検査の不足だというのである。押谷教授は、これに続けて次のように述べた。
「我々は、検査数を増やすなということは一度も言ったことがなくて、感染者数が増えている中でPCR検査が増えないということは、非常に大きな問題です」
「政府、行政がいろんな努力をしているが、必ずしもスピード感をもって実効性のある形で見えてこない。それが今の状況を生んでいます」
押谷教授はこのあと、新型コロナウイルスに「対応する病床が増えない」ことや、「院内・施設内感染が大規模化・続発」していること、「重篤な感染者に集中治療(ICU、人工呼吸器、ECMOなど)」「東京などでは救急医療そのものが破綻しかかっている」を列挙し、PCR検査の不足とともにこれらが流行対応の破綻を引き起こしつつあると述べた。
押谷教授は政府の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議のメンバーとして有名で、厚生労働省のクラスター対策班の中心人物だ。これまでNHKなどのテレビ出演から見る限り、教授がPCR検査拡大にきわめて慎重ないし反対ともとれる論を唱えてきたという印象があっただけに、驚いた参加者も少なくなかったのではないか。
(引用おわり)
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