2013年2月8日金曜日

新潟県、東電に対し再度、県内の浄水場などの汚泥引き取りを要請。 知事「責任逃れをするようなら、原発を扱う資格はない」と。

新潟日報
東電に汚泥引き取りを再要請
知事「原発扱う資格ない」

 県は6日、東京電力に対し、東電福島第1原発事故後に県内の浄水場などでたまっている放射性物質を含む汚泥を引き取るよう再度、要請する文書を送付した。東電から具体的な回答がないためで、泉田裕彦知事は「責任逃れをするようなら、原発を扱う資格はない」とくぎを刺した。

 文書での要請は昨年12月に続いて2度目。新潟市など汚泥を大量に抱える県内5市が県に対応を求めたことに応えた。

 要請文では、汚泥の引き取りは「放射性物質を放出した東電の責任」と指摘し、汚泥の保管で市町村が負担した経費の賠償も求めた。

 知事は6日の会見で、汚泥の引き取りが進まない背景には、環境省が放射性物質濃度が一定レベル以下の汚泥の埋め立て処理を認めたことに原因があると指摘。「環境省が(東電による引き取りを)止めているとしか思えない。国の姿勢が問われている」と述べた。

【政治・行政】 2013/02/06 18:13

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