2013年8月21日水曜日

中国 東北部と南部で洪水、死者100人以上。 ロシアのアムール川も記録的な洪水



NHK
ロシア アムール川で記録的な洪水
8月20日 8時26分

ロシア極東のアムール川の流域では、大雨によって記録的な洪水が広がっており、これまでに住民2万人近くが避難を余儀なくされ、ロシア政府は、今後もさらに増水するおそれがあるとして警戒を呼びかけています。

ロシアと中国の国境を流れるアムール川とその支流の流域では、先月末から上流の山間部に降り続いている大雨の影響で記録的な洪水が広がっていて、ロシア非常事態省によりますと、これまでにアムール州やハバロフスク地方などで住民2万人近くが避難を余儀なくされています。

また、農作物を中心とした損害額は、80億ルーブル(日本円でおよそ240億円)を超えるとみられています。

こうした状況を受けて、プーチン大統領は、非常事態省の救助隊のほか、軍の部隊も動員して、住民の救援などに全力を挙げるよう指示しています。

19日には、アムール州にあるキャンプ場のおりで飼われていた熊2頭が取り残されて水につかっているのが見つかり、ヘリコプターでおりごとつり上げられ、助け出されました。

ただ、ロシア政府によりますと、アムール川やその支流の上流では大雨が続いていて、ダムも放流が必要な状態だということで、今週末にかけてさらに増水するおそれがあるとして厳重な警戒を呼びかけています。

中国東北部でも洪水死者85人
アムール川は中国では黒竜江と呼ばれ、洪水は中国側にも大きな被害をもたらしています。

中国東北部では、黒竜江とその支流の松花江などが連日の大雨によってあふれ、これまでに85人が死亡、105人が行方不明となっています。

この洪水で、遼寧省と吉林省、それに黒竜江省では、合わせて370万人以上が被災し、農作物などの損害額は160億人民元(日本円で2500億円)に上るとみられています。



東京新聞
洪水で死者多数 干ばつ農作物被害 中国全土に自然の脅威    
2013年8月21日 夕刊

【北京=佐藤大】中国各地は七~八月、多くの自然災害に襲われ、深刻な被害を受けている。東北部では一九五一年以来という大雨による洪水で八十五人が死亡し、百五人が行方不明に。中南部では高温と少雨による干ばつで、農作物への影響が懸念されている。中国メディアが伝えた。

遼寧、吉林、黒竜江の東北三省では十四日以降、大雨が降り続き、約三百七十四万人が被災し、約六万戸が倒壊・損壊した。約七十九万ヘクタールの農作物に被害が出て、経済的な損失は約百六十一億元(約二千五百八十億円)に上っている。習近平国家主席は、全力で救出活動を行うよう指示を出した。

南部の広東省でも十六日以降、台風の影響で大雨が続き洪水が発生、十八人が死亡し、五人が行方不明となり、約四百十七万人が被災した。

一方、四〇度に達する高温が続いた江西省や湖南省などの中南部では、降水量が不足し、住民の飲み水の確保まで難しくなった地域も出ている。少なくとも六百万ヘクタール以上の耕作地が干ばつ被害に見舞われ、浙江省杭州市の名産品「龍井茶」など農作物への影響が指摘されている。




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