2014年2月5日水曜日

舛添都知事候補は軽視 「天下り天国」東京のふざけた実態 (ゲンダイネット)

ゲンダイネット
舛添都知事候補は軽視 「天下り天国」東京のふざけた実態
2014年2月4日 掲載

 これも都政の大問題だ。

 東京都は、例年多くの退職職員が外郭団体や関連団体に天下り、利権をむさぼっている。そのため「国以上の伏魔殿」と指摘されるが、なぜかメディアはこの問題をほとんど取り上げない。3日、特定非営利活動法人「万年野党」が会見を開いて実態をぶちまけた。

 2013年までの1年間に再就職した課長級以上の幹部職員は160人。一応、都(総務局人事部)はどこに何人就職したかを毎年公開しているが、情報が細切れで分かりにくい。そこで、「万年野党」は過去4年間に、どこに何人が天下ったか累計をまとめて公開した。

 ダントツは25人が天下った「臨海HDグループ」。ここには「東京ビッグサイト」など6つのグループ会社がブラ下がっている。中でも、都が120億円、比率で85.12%出資した「東京臨海HD」には4人、同168億円(同55.3%)の「東京湾埠頭」には6人が再就職している。資本金5000万円・比率100%の「東京都公園協会」は16人、資本金1億円・比率50%の「東京都下水道サービス」は14人だった(詳細は別表を参照)。

■舛添は対策にノープラン

 慶応大学大学院教授の岸博幸氏は会見でこう説明した。
「天下り利権に切り込む意欲やプランを持っているか、都知事選に出馬している各候補に公開質問状を送り、回答をいただきましたが、各種調査でリードが伝えられる舛添要一氏の回答は“何も言っていない”に等しいと思いました」

 舛添は「『天下り利権』に関する問題を重要課題だと思うか」という質問に、「はい」と答えておきながら、どう取り組むかについては、「極力無駄を排除していく」「最適な人材を配置していく」と、当たり前で、具体性がなく、誰だって言えるような回答だった。

 国ほど批判されず、監視の目がないから、東京都は“天下り天国”。新知事にはしっかりメスを入れてもらいたい。

◆幹部職員が天下った主な団体/4年間の累計人数
◇臨海ホールディングスグループ/25
◇(公財)東京都公園協会/16
◇東京都下水道サービス(株)/14
◇(公財)東京税務協会/13
◇東京水道サービス(株)/13
◇(公財)東京都道路整備保全公社/12
◇(一財)東京都交通局協力会/11
◇(株)PUC/9
◇東京交通サービス(株)/9
◇(公財)東京都保健医療公社 /9
◇(一財)東京都人材支援事業団 /8
◇(公財)東京都防災・建築まちづくりセンター/8
◇(有)東京エイドセンター/8
◇東京都住宅供給公社/7
◇(社福)東京都社会福祉事業団/6
◇(公財)東京動物園協会/6
◇(公社)日本水道協会/6
◇(公財)東京都医学総合研究所/6
◇(公財)東京しごと財団/5
◇(公財)東京都福祉保健財団/5
◇(株)多摩ニュータウン開発センター/5
◇(公財)東京都中小企業振興公社/4
◇(公財)東京都農林水産振興財団/4
◇(社福)全国重症心身障害児を守る会/4
◇(社福)浴風会/4
◇東京都職業能力開発協会/4
◇(公財)東京都都市づくり公社/4
◇(公財)東京都環境公社/3
◇東京臨海高速鉄道(株)/3
◇公立大学法人首都大学東京/3
◇水道マッピングシステム(株)/3
◇(地独)東京都健康長寿医療センター/3
◇東京都私立幼稚園連合会/3
◇下水道メンテナンス共同組合/3
◇清水建設(株)/3


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