2014年5月3日土曜日

集団自衛権、徐々に拡大=石破氏 (時事) / 石破氏、自衛権の具体例に言及 「限定すべきでない」 (共同) / 「最初からこれしかできないと限定すると、時代や安全保障環境の変化に対応できない」

時事ドットコム
集団自衛権、徐々に拡大=石破氏

 【ワシントン時事】訪米中の石破茂自民党幹事長は2日、ワシントンで講演し、安倍晋三首相が目指す集団的自衛権の行使容認に関し、「スタート段階はかなり(範囲が)限定されたものになる」と述べ、公海上の米艦防護などが対象になるとの考えを示した。その上で「もし必要であれば、それをさらに広げることは可能だ」と語った。

 国内の慎重論を考慮し、当面は行使容認の範囲を限定せざるを得ないものの、将来的に徐々に広げていけばいいとの考えを示したものだ。ただ、石破氏は「絶対にやってはいけないことだけは明確にすべきだ」と述べ、際限のない拡大は認められないとの考えも示した。 

 一方、石破氏は、中国の動向について「誤ったナショナリズム、機能しない文民統制が悲惨な結果を招くことは歴史の証明するところだ」と懸念を表明。「中国が冒険主義に走らないよう最大の努力をしていく。日米同盟はそのために大きな役割を果たす」と強調した。(2014/05/03-01:38)


livedoorNEWS
共同通信 2014年05月03日06時15分
石破氏、自衛権の具体例に言及 「限定すべきでない」

 【ワシントン共同】自民党の石破茂幹事長は2日午前(日本時間2日深夜)、米首都ワシントンでの講演で、集団的自衛権の行使を容認した場合の具体例に関し、限定すべきではないとの考えを示した。「最初からこれしかできないと限定すると、時代や安全保障環境の変化に対応できない」と述べた。

 容認した場合に想定されるケースとして(1)公海上での米艦船防護(2)米国を狙った弾道ミサイル迎撃(3)シーレーン(海上交通路)での機雷掃海―を列挙。その上で「必要であれば、さらに広げることは可能だ」と指摘した。一方で「やってはいけないことを明確にすべきだ」とも強調した。












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