2015年10月12日月曜日

テレビ番組「スッキリ」の「モネ展」特集2015-10-10放送 (自己流メモ)

10月10日放送の「スッキリ」というテレビ番組で「モネ展」の特集があった。
以下は、自分のお勉強用のメモ。

1.『印象、日の出』(1872年)
モネが少年時代を過ごしたル・アーブルの港の、朝焼けの一瞬の風景
(制作日時は、1872年11月13日 午前7時25分から35分頃。)

ただし、この絵は、古典的な絵画の基準からは未完成に見え、”描きかけの絵”と揶揄された。
「印象派」という名前の由来は、ぼんやりした印象しか描いていないと酷評された悪口の記事であった。

印象派が誕生する基礎となる二つの発明

①写真:これまで主流だった写実主義は写真の登場で存在価値が薄れ、絵画には画家の感性を自由の表現できるのもになった。



②チュウブ式絵の具の発明によって画家は野外にでれるようになった。

2.家族の肖像(特に、二子ミシェル) 生前には発表されなかった



3.ルノワール『新聞を読むクロード・モネ』(1873)
オレンジや青い煙
ルノワールとモネは60年にわたる親交があった

4.『睡蓮』
モネが生涯で描いた「睡蓮」は200点以上
モネのジヴェルニーの自宅には、モネ自身が造った庭があった。
池には睡蓮が植えられ、日本風の太鼓橋があり、モネはそれらを描いた。





青い睡蓮はモネが想像で描いたといわれている。
青い睡蓮は熱帯性で、気温の低いフランス北部では花を咲かせることができなかった。

実際の青い睡蓮

5.『バラの小道、ジヴェルニー』
78歳から86歳までの8年間に描いた作品
粗いタッチで描かれている
白内障を患い、80歳の頃は殆ど見えない状況だった。
青が強く見える症状を緩和するため黄色いレンズの眼鏡を使用するなどの工夫をした。
更に、妻、長男、友人の死による悲しさ、寂しさ、不安が重なった。
作風は抽象画に近くなった。





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