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<大阪市議会>地下鉄・バス民営化条例案 野党反対で否決
毎日新聞 11月21日(金)23時36分配信
大阪市の橋下徹市長=同市役所で2014年11月20日午後2時14分、西本勝撮影
大阪市議会は21日、5議会連続で継続審議していた市営地下鉄・バス民営化条例案を、公明、自民など野党全会派の反対で否決した。橋下徹市長は否決を受け、赤字の続くバス路線の縮小を検討することや、地下鉄・今里筋線の延伸計画を白紙にすることを明らかにした。市役所で記者団に答えた。
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橋下市長は、否決の場合は条例修正案を提出しない意向を20日に示していたが、この日は「2月議会で(条例案を)もう一度出す」と軌道修正し、民営化をなお模索する考えを示した。
野党4会派は、交通局で不適切な随意契約が多数発覚するなど一連の不祥事を問題視。共産を除く野党会派は民営化そのものには理解を示しつつ「市長と議会の信頼関係がない。市長が政治的対立を演出することに腐心している」(自民)、「政治はいかに合意形成を図るかが重要。いったんリセットすべきだ」(公明)などと反対した。【重石岳史、山下貴史】
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