2021年5月24日月曜日

「ワクチン接種加速化という経験したことのない、未知への挑戦を、何としてもやり遂げて、.....」(菅義偉) ← 「経験したことのない、未知への挑戦」は大袈裟、「何としてもやり遂げて」は精神主義(具体的な施策、中味が薄い) / 横浜市の現状(概観)はこんなにショボい!    

 

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《横浜市のワクチン接種予約の現状》

(1)当面の対象者(65歳以上の高齢者)
   ・80歳以上 約34万人
   ・75~69歳 約19万人
   ・70~74歳 約25万人
   ・65歳~69歳 約19万人
      計    約97万人

(2)確定予約数
「集団接種の予約は五月三日に始まり、これまでに七月十日までに接種する約十八万人分を受け付けたが、電話がつながりにくく、予約を取りづらい状態が続いている。」(東京新聞5/22)とあるので、5/22時点で約18万人
7/24(今日)の予約枠は2万人。
 
従って、計 約20万人

上記以外に、5/18以降毎日700~800の枠の予約を受け付けていること、地域の開業医での予約受付も始まっていることが挙げられるが、総数で数万人というレベルでは全然ない。
(開業医での予約受付に関しては、横浜市が医療機関の一覧表を発行している。私個人の経験による感触だが、まだ大半が体制準備中。整理券を配布しているところも1日12枚程度)

(3)従って、単純計算では(97-20)77万人の予約難民がいることになる。
ま、(2)の情報が不正確としてその70%としても、50万人の予約難民が存在していると想定できる。

(4)以上は、予約確定の話題であるが、実接種となると、もっととんでもないことになるハズだ。
7月末までに接種を終えるということは、7/10までに第一回接種を終える必要がある。現在のところ、よく言って数万(3万~5万、但し1回目)の筈なので、対象97万人となると7月末目標「バンザイ(お手あげ)」なのは明らかだ。

以上

P.S
日本全体で65歳以上の高齢者は900万人という。現在の接種率(2回接種完了)は1.5%内外。一方、ようやく立ち上げた東京・大阪の大規模接種はMax能力でも1.5万。あと少しは大規模接種場が立ち上がるようだが、7/10までに900万人、、、どうかな?

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