2013年7月1日月曜日

「苦痛ならとっくに退職」 「労働が原因でないことは明らか」 24歳店長を過労自殺に追い込んだ会社側のおぞましい言い分

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「苦痛ならとっくに退職」「労働が原因でないことは明らか」
24歳店長を過労自殺に追い込んだ会社側のおぞましい言い分
佐藤裕一
21:50 06/27 2013
 
 「苦痛ならとっくに退職している」「労働が原因でないことは明らか」
――これは、過労自殺の責任を問われている飲食チェーン運営会社サン・チャレンジが、遺族からの損害賠償請求訴訟のなかで出してきた主張だ。

『ステーキのくいしんぼ』渋谷センター街店の店長だった和孝さん(当時24)は、連続勤務90日目が終わった2010年11月8日夜、死亡。1カ月の残業時間は平均194時間に達し、死亡前7カ月間に取得できた休みは2日だけで、昨年3月に労災認定された。

ところが会社側は、この労基署の認定を丸ごとひっくり返す主張を展開。
「原因は恋人との関係破綻」などと責任転嫁し、他殺の可能性まで述べ、本件を報じた筆者のところには「真実は全く異なる」と記事の削除を要請する通知書を送ってきた。
会社側の言う真実とは何か。ろくに証拠もないまま憶測で展開される、荒唐無稽とも言える会社側の主張をお伝えしよう。

【Digest】
◇「労働が苦痛ならばとっくに退職している」
◇労基署、長時間労働も暴行も「確認されている」
◇会社側が「恋愛破綻が原因」と考える薄弱な根拠
◇靴をプレゼントしようとして…
◇女性蔑視の主張も
◇「自殺に偽装した他殺の可能性」
◇暴力を認める

(略)


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