2013年7月22日月曜日

鹿児島 自民党尾辻秀久5選。 反TPP気勢。 「反対なものは反対なのでずっと反対していく。市場原理や新自由主義というアメリカ文化からわれわれの文化を守りたい」

MSN
5選の尾辻氏、早くも反TPP気勢「反対なものは反対!」
2013.7.21 22:06 

鹿児島選挙区(改選1)では、元厚労相で自民現職の尾辻秀久氏(72)が5選を決めた。とはいえ、尾辻氏は環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)反対派の急先鋒。安倍晋三首相にとって手強い抵抗勢力となりそうだ。

「反対なものは反対なのでずっと反対していく。市場原理や新自由主義というアメリカ文化からわれわれの文化を守りたい」

万歳三唱後のあいさつで尾辻氏はきっぱりとこう語った。記者に「何を守るのか」と質問されると「だから第一次産業を守って国家の品格をしっかり保つんだ!」と逆ギレした。

尾辻氏は3月の党TPP対策委員会でも西川公也委員長(70)と乱闘寸前になった“前科”もある。今回の選挙戦では鹿児島最強の集票マシン「県農民政治連盟」の全面支援を受けただけに、秋以降の論議ではさらにヒートアップする公算が大きい。

それでも5選を圧勝で飾れたことはうれしかったようだ。当確の一報を受け、鹿児島市内の選挙事務所に入ると拍手の嵐。尾辻氏は涙ぐみながら「家内、娘、そして入院中の妹。家族総出の命がけの戦いでした。ありがとうございます」と頭を下げた。

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