▲『朝日新聞』横浜版2014-05-11
神奈川県内の企業倒産件数は3ヶ月連続で前年同月を上回る。
また、
今後も穏やかに増えてゆくとの観測。
直接・間接に為替に起因する大企業の空前の好決算の報の片隅に、中小企業の倒産増の事実がある。
これがアベノミクス。
千葉でも!
千葉日報
4月倒産42件へ急増 小規模事業者が集中 過去3番目の高水準 千葉県内
2014年05月11日 10:42
帝国データバンク千葉支店が発表した4月の県内企業倒産件数(負債額1千万円以上)は前月比82・6%増の42件で、2010年6月に次ぐ過去3番目の高水準となった。リーマン・ショック後から経営が悪化していた小規模事業者の倒産が集中したのが急増要因とみられる。
業種別件数は建設業が11件で最多。以下、卸売業とサービス業が各8件、小売業が6件、製造業が4件、運輸・通信業と不動産業が各2件だった。
原因別でみると、販売不振や売掛金の回収難など「不況型倒産」が31件で7割超を占めた。「放漫経営」と「その他の経営計画失敗」が各2件。形態別では「破産」が38件、「特別清算」が3件、「民事再生法」が1件だった。
負債総額は2・5倍の54億7600万円と、前月低水準だった反動で急増した。最多は元・菓子製造小売のオーアールエー(千葉市美浜区)の14億円だった。
業種別では、小売業が17億8600万円で最多。以下、不動産業12億9000万円、製造業8億4000万円などが続いた。
今後の見通しについて同支店は「リーマン・ショックや東日本大震災で体力を消耗し、金融機関の支援で延命してきた企業が廃業や倒産という形で市場から退場を強いられている。今後ますます淘汰(とうた)の波にさらされる可能性は高く、倒産が増加する懸念がある」としている。
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