「中央公論」掲載拒否! 中森明夫の『アナと雪の女王』独自解釈…全文公開されました→http://t.co/CgXMbncTsp
— 中森明夫 (@a_i_jp) 2014, 6月 17
「中央公論」掲載拒否! 中森明夫の『アナと雪の女王』独自解釈
Posted: 6月 17th, 2014
〈はじめに〉
以下の文章は「中央公論」から依頼を受けて入稿、編集部より掲載拒否を通告されたものです。本来、ゲラの段階で手を入れて完成原稿とするものですが、直しの前の入稿時のものであることをお断りします。また、映画公開から3か月を経て論壇誌に載る批評文という性格上、文中で『アナと雪の女王』のストーリーを詳しく紹介、いわゆるネタバレしています。映画を未見の方はくれぐれもご注意ください。(中森明夫)
(以下略)
・・・雪の女王とは何か? 自らの能力を制御なく発揮する女のことだ。幼い頃、思いきり能力を発揮した女たちは、ある日、「そんなことは女の子らしくないからやめなさい」と禁止される。傷ついた彼女らは、自らの能力(=魔力)を封印して、凡庸な少女アナとして生きるしかない。王子様を待つことだけを強いられる。それでも制御なく能力を発揮したら? たちまち魔女と指弾され、共同体を追放される憂き目に会うだろう。
私たちは何人かの雪の女王を知っている。・・・
(以下略)
0 件のコメント:
コメントを投稿