2015年7月21日火曜日

「この国の空」(8/8公開)で主演を務めた二階堂ふみのインタビューをアップ! 名脚本家・荒井晴彦が18年ぶりにメガホンをとった同作で、二階堂は一体何を感じたのか?— 映画.com : 「・・・中学の時に教科書で茨木先生の詩に出合って、戦争を初めて自分の身に起こるものとして感じたんです。・・・」   


「これまで戦争を描いた映画を見て、もちろんどの作品からも感じるものはあるんですが、どこか遠いところで自分とは違う人間が戦争をやっているんじゃないかという感覚でした。でも中学の時に教科書で茨木先生の詩に出合って、戦争を初めて自分の身に起こるものとして感じたんです。どれくらいの人が亡くなり、食べ物がなくてどれほど苦しんだかを聞いても、自分の身に感じられずにいたんですが、あの詩を読んで初めて『これが戦争だ』と実感しました。脚本を読んで、その時のことを思い出しました。映画として多くの人が死に、食べ物がなくて……という部分を描くのはもちろんですが、そこで暮らしている人がいて、ご飯を食べ……という部分に実感を持たせるのが女優なのではないかと私は思いました」。

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