上野の国立西洋美術館で開催中の『シャセリオー展』に行った。
実のところ、シャセリオーは初めて聞く名前だったけど、
前面に出ている作品《カバリュス嬢》と《泉のほとりで眠るニンフ》は良かった。
また、
少し馴染みになったここの常設展示をゆっくり観て廻るのもなかなかいい時間だった。
(別記事にて)
▼これだけはしっかり観ておこうと思った作品
チラシやポスターでイチ押しのこの《カバリュス嬢》、19世時当時 「パリで最も美しい女性の一人」と呼ばれたそうです! pic.twitter.com/iLLPGT0NFd— シャセリオー展@国立西洋美術館 (@chasseriau2017) 2016年12月16日
【シャセリオーのミューズたち①】アリス・オジー:2年間シャセリオーの恋人でヴィクトル・ユゴー父子、ゴーティエとも関係を結んだ彼女は気性が荒くシャセリオーは翻弄されました。脇のヘアにも注目です! pic.twitter.com/7GlYmqWsf8— シャセリオー展@国立西洋美術館 (@chasseriau2017) 2017年3月2日
【シャセリオーのミューズたち②】クレマンス・モヌロ:カリブ海のマルティニック島生まれ。画家は彼女を崇拝。アポロンの求愛を逃れるためダフネが月桂樹に姿を変える場面。芸術を追い求める画家はこのミューズへの想いをもって描いたのでしょうか。 pic.twitter.com/4nt3tQQfcW— シャセリオー展@国立西洋美術館 (@chasseriau2017) 2017年3月3日
【シャセリオーのミューズたち③】マリー・アントワネット(アデル)・シャセリオー:画家の姉でその腕の美しさを讃えられた。恋に破れ海に身を投じた伝説を持つ古代ギリシャの詩人サッフォーをシャセリオーは自身の姿として描いたのかもしれません。 pic.twitter.com/R9fDrxsT3K— シャセリオー展@国立西洋美術館 (@chasseriau2017) 2017年3月4日
【シャセリオーのミューズたち④】マリー・カンタキューゼーヌ:モルダヴィアの公女で後にシャセリオーから強い影響を受けた画家シャバンヌの伴侶となる。彼女とは兄の紹介で出会い本作の聖母のモデルと言われていて本作は彼女が所有していたもの。 pic.twitter.com/uziGvhYX2q— シャセリオー展@国立西洋美術館 (@chasseriau2017) 2017年3月5日
【シャセリオーのミューズたち⑤】クレマンス・モヌロ(ゴビノー伯爵夫人):シャセリオー家と家族ぐるみで親しく、彼女の表現によれば画家とはかなり親しい仲だった…と。東洋風で細く優美な顔立ちで、サン=メリ聖堂の聖女のモデルと言われている pic.twitter.com/1uJyYotrRa— シャセリオー展@国立西洋美術館 (@chasseriau2017) 2017年3月6日
【作品紹介】アルジェリア旅行への旅路またはその後に描かれたユダヤ人の娘。強い視線が印象的です。2017年、貴方の視線の先には何が見えますか?皆様にとって素晴らしい年明けになりますように。 pic.twitter.com/ajQyIqXLO1— シャセリオー展@国立西洋美術館 (@chasseriau2017) 2016年12月31日
【作品紹介】救世主誕生の今宵ご紹介するのはこの作品。37歳で急逝したシャセリオーが最後に描いた作品のひとつ。三博士の肌の色が違うのは異なる民族をあらわしています。やはりここにも美女が、、 pic.twitter.com/sxB2FXPdWd— シャセリオー展@国立西洋美術館 (@chasseriau2017) 2016年12月24日
【作品紹介】16歳のシャセリオーの自画像です!イケメンねぇーと担当者女性陣は💖エキゾチックな顔立ちに複雑な思いがあったとも言われている彼は自画像も写真も殆ど残していないため、貴重な1枚です。 pic.twitter.com/U7l0KubnBv— シャセリオー展@国立西洋美術館 (@chasseriau2017) 2016年12月30日
▼評価
西美のシャセリオー展、なかなか良かった。早熟の天才だけど、ずっと熟しきれない感じ。ちょっと面長な、独特の「シャセリオー顔」がある。トクヴィルと個人的にあんなに親しかったのは知らなかった。名著『フランス二月革命の日々』の時代の肖像画。 pic.twitter.com/u4pK3eJotp— 平野啓一郎 (@hiranok) 2017年3月10日
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