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海側井戸で濃度上昇=放射性物質1.5倍に-福島第1
東京電力は2日、福島第1原発の港に最も近い観測用井戸で1日に採取した地下水から、ストロンチウムなどの放射性物質を1リットル当たり4300ベクレル検出したと発表した。前回6月28日の測定から約1.5倍に上昇した。
この井戸は、2号機タービン建屋の海側に掘った観測用井戸で高濃度の放射性物質が検出されたため、東電がより海に近い場所に新しく掘った。海まで約6メートルの地点にあり、1回目の測定では同3000ベクレルが検出されていた。
地下の高濃度汚染水が海に漏れ出した可能性があるが、東電福島復興本社は「新設した井戸水の測定はまだ2回目で、傾向は判断できない」としている。(2013/07/02-22:39)
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