2013年10月29日火曜日

首相動静:「特定秘密に当たらない」菅官房長官 ← 「平和ボケ」と言った小池、リアクションないのか?

毎日JP
首相動静:「特定秘密に当たらない」菅官房長官
毎日新聞 2013年10月28日 20時02分(最終更新 10月28日 23時05分)

 自民党の小池百合子元防衛相は28日の衆院国家安全保障特別委員会で、首相の一日の動きを報じる記事(毎日新聞では「首相日々」)について「『知る権利』を越えているのではないか」と述べ、報道機関に見直しを求めた。政府側はその際、答弁しなかったが、菅義偉官房長官は同日の記者会見でこの点を問われ、情報制限の必要性を否定した。

 小池氏は、特定秘密保護法案が規定する「特定秘密」とは直接結び付けなかったが、「日本は秘密や機密に対する感覚をほぼ失っている平和ぼけの国だ」と主張し、秘密保全の必要性を強調。諸外国から、こうした記事で日本の首相の動向がチェックされていると指摘し「何を知り、何を伝えてはいけないのかの精査をしっかりしてほしい」と注文をつけた。

 これに対し、菅氏は会見で「新聞各社が取材して公になる首相の行動だ。重要情報の場合もあり得るが、特定秘密の要件には当たらない」と明言した。同法案をめぐっては「特定秘密の指定が恣意(しい)的になる」という批判があるため、菅氏は会見で小池氏の発言を打ち消す必要があると判断したと見られる。【朝日弘行】

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