2014年3月12日水曜日

小松長官、直接謝罪の場で再び口論 「番犬発言」の共産・大門議員と / 小松長官の「首相意向」発言に自公幹部不快感 「忖度に意味はない」

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小松長官、直接謝罪の場で再び口論 「番犬発言」の共産・大門議員と
2014.3.12 13:54 

 小松一郎内閣法制局長官は12日、共産党の大門実紀史参院議員と国会内の廊下で口論した問題をめぐり、参院議員会館にある大門氏の事務所を訪問し「不適切だった」と直接謝罪した。ただ、その場で再び口論となり、大門氏は謝罪受け入れを拒んだ。

 大門氏によると、会談で同氏が「法制局長官を辞任し療養に専念すべきだ」と指摘したのに対し、小松氏は「そういうことは言うべきではない」と拒否。大門氏は「では謝罪は受け入れられない」と伝えた。

 小松氏は4日の参院予算委員会で、共産党の小池晃氏に「安倍政権の番犬」と批判された。5日の社民党議員に対する答弁の際に「公務員にも人権がある」などと反論したため、大門氏が7日の参院予算委終了後、廊下で「共産党に直接抗議してほしかった」と注文。これに小松氏が言い返し、異例の口論となった。小松氏は11日の参院予算委理事会で陳謝。与野党はその後の理事懇談会で、小松氏が大門氏に直接謝罪することを確認していた。


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小松長官の「首相意向」発言に自公幹部不快感 「忖度に意味はない」
2014.3.12 11:56 

 自民党の石破茂幹事長は12日午前、小松一郎内閣法制局長官が国会で、集団的自衛権行使の理念を盛り込んだ「国家安全保障基本法案」の国会提出を安倍晋三首相が考えていないなどと答弁したことに不快感を示した。「法制局長官が首相の意向を忖度(そんたく)して発言したことに特段の意味があるとは思っていない。首相の発言がない限り議論しても仕方がない」と述べた。都内で記者団に語った。

 小松氏に関しては共産党議員と国会内の廊下で激しく口論したことも問題視されており、公明党の漆原良夫国対委員長は12日、記者団に「平成26年度予算の審議が微妙な時期だから、発言には注意してもらいたい」と語った。

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