2014年10月2日木曜日

放射能汚染 : 県北で生産の「あんぽ柿」などから基準値超セシウム (福島民友)

福島民友
県北で生産の「あんぽ柿」などから基準値超セシウム

 県は1日、福島、伊達、桑折、国見、川俣の県北地域5市町で生産された柿を試験的に加工した干し柿44点、あんぽ柿44点の放射性物質検査結果を発表した。

 福島、伊達、国見3市町の柿を原料にした干し柿4点、あんぽ柿3点から食品の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された。桑折町の柿を原料にした干し柿1点は基準値と同数の100ベクレルだった。

 県は同日、あんぽ柿や干し柿の安全性を確保するため、福島、伊達、国見、桑折4市町で生産された柿について加工を自粛するよう要請した。ただし伊達、桑折、国見3市町に指定した「あんぽ柿加工再開モデル地区」の生産者に限っては、全量検査の実施を条件に加工を認めている。

(2014年10月2日 福島民友ニュース)

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