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人質事件への対応、首相「間違っていなかった」
国会では「イスラム国」による人質事件での政府の対応について、議論が行われました。国会記者会館から報告です。
安倍総理大臣は、5日の参議院予算委員会で、湯川さんと後藤さんの2人が「イスラム国」に拘束されてからの日本政府の対応について、改めて「間違っていなかった」と強調しました。
「最悪の事態を想定されたのかどうか総合的に勘案したか、どうですか」(民主党 福山哲郎幹事長代理)
「テロの脅威リスクを減少させていくために、世界各国は協力をしている。その中においては我々は判断した。私は間違っていなかったとこのように考えている」(安倍首相)
また、民主党の福山議員は、2人が拘束された動画が公開された1月20日よりも前に、政府がこの人質事件について、NSC=国家安全保障会議で議論したかどうか質しました。
しかし、政府側はNSCでの議論については「一般的には詳細は差し控えさせていただいている」との答弁を繰り返して明言を避け、審議は繰り返しストップしました。
また福山議員は、中東地域に関する専門家を政府として時間をかけて養成すべきだと質問しました。これに対し岸田外務大臣は、中東専門家について「中長期的観点からいっそうの充実、強化に努めていきたい」と応じました。(05日11:25)
YAHOOニュース
参院予算委 安部首相、中東での演説は「わたしの責任で決定した」
フジテレビ系(FNN) 2月5日(木)12時41分配信
参議院の予算委員会で、日本人人質事件をめぐる質疑が行われ、安倍首相は、中東で行った演説について、「わたしの責任で決定した」としたうえで、判断は「間違っていなかった」と強調した。
安倍首相は、日本人2人が拘束されていた中、中東での演説で、過激派組織「イスラム国」対策の支援を表明したことについて、国際社会がテロとの戦いで連携する中、難民を支援するメッセージを出したのは当然だと強調した。
安倍首相は「過剰にテロリスト側の意をくむ、あるいは意を忖度(そんたく)する、気配りをするという姿勢は、わたしたちはとらないわけでありまして。今まさに、テロと戦うという姿勢をしっかりと、われわれは示していく必要があると、このように判断をしたと。わたしは間違っていなかったと、このように考えているところでございます」と述べた。
予算委員会で、民主党の福山幹事長代理は「これまで外務省は、中東との外交を丁寧にやってきたが、演説でスタンスが変わったのではないか」とただした。
これに対し、安倍首相は、「わたしの責任でスピーチを決定した。責任はわたし自身にある」と述べた。
そのうえで、過激派組織が国境を越えて支配地域を拡大するなど、新しい事態になっているとの認識を示し、支援を表明した演説は間違っていなかったとの考えを強調した。
最終更新:2月6日(金)9時2分Fuji News Network
昨日(2月4日)はこんなことを ↓
安倍総理大臣:「私たちが選んだ言葉が不適切だったと、このようには考えていない。日本人の命のことを考えていないかのごときの発言をされたが、それは全く間違いでありまして」 ← 主張に論理性まったくなし


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