<トマ・ピケティ講義>パリ白熱教室 第5回「世襲型資本主義の復活」
~19世紀の格差社会に逆もどり?~
19世紀後半から20世紀初頭のパリで開花した「ベルエポック」。富と所得が一部の階層に集中し不平等が非常に拡大した時代でもあった。今再び富と所得の格差は拡大し、100年前の状態に近づいているとピケティ教授は指摘する。貯蓄率が高く成長率が低い経済の資本所得比率は高い。経済成長率以上に富める者が富み、事実上の世襲制が復活すると警告。
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— 猫屋 (@nekoya_3) 2015, 2月 15
第6回「これからの資本主義」~再分配システムをどうつくるか~格差のスパイラルから脱し資本蓄積の動きを制御するための理想的な政策とは? ピケティ教授は現代社会が直面する所得や富の不平等を軽減する鍵は、これまでの課税のあり方検証し、21世紀にふさわしい適切な所得の再分配システムを作ることにあるといいます。さらに教授は資本に対する累進課税の重要性を提言、グローバルな富裕税についても考察します。
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