毎日新聞 2015年06月30日 22時13分
戦時中に強制連行されて過酷な労働を強いられた中国人が多数犠牲となった「花岡事件」の慰霊式が30日、秋田県大館市花岡町の十瀬野公園墓地で営まれた。この日は中国人による一斉蜂起から70年の節目。市主催の式典で、生存者や遺族らを含む約200人が恒久平和と日中友好への誓いを新たにした。
遺族を代表し、王敬欣さん(60)が「中日友好と世界の恒久平和のため、たゆまざる努力をします」と宣言した。式典には事件の引き金となった強制連行を巡り、国に損害賠償などを求めて6月下旬に大阪地裁で裁判を起こした生存者の張広勲さんらも出席した。
花岡事件は中国人労働者986人がダムや河川の工事を強制され、飢えや寒さ、虐待などで418人が亡くなったとされる。とりわけ1945年6月30日に起こった一斉蜂起とその後の拷問では100人超が死亡した。【田村彦志】
「伝承大切」「地元の恥」=受け止め割れる住民-花岡事件から70年・秋田 - Ameba News [アメーバニュース] http://t.co/zpXaLdA7y7 #news @newsamebaさんから
— oscar (@oscarexpress) 2015, 6月 29
0 件のコメント:
コメントを投稿