「生活苦しい」62%で過去最高 厚労省調査
7月2日 16時50分
厚生労働省が行った調査で生活が「苦しい」と回答した世帯は、去年は全体の62%に上り、昭和61年に調査を始めてから最も高くなったことが分かりました。
厚生労働省は毎年、世帯の所得などについて調べる「国民生活基礎調査」を行っていて、去年は6月から7月にかけて全国の4万6000世帯余りから回答を得ました。
この中で生活の実感について尋ねたところ、「大変苦しい」と回答した世帯が29.7%、「やや苦しい」が32.7%で、「苦しい」と回答した世帯を合わせると全体の62.4%に上りました。
「普通」と回答した世帯は34%でした。
「苦しい」と回答した世帯の割合は2年連続で減少していましたが、今回、増加に転じ、昭和61年に調査を始めてから最も高くなりました。
特に18歳未満の子どもがいる世帯では67.4%が「苦しい」と回答し、全世帯の平均に比べて5ポイント高くなりました。
また1世帯当たりの平均所得は、子どもがいる世帯では696万3000円で前の年に比べ23万1000円増加したのに対し、高齢者世帯は前の年より8万6000円減少し300万5000円でした。
厚生労働省は「子育て世帯で平均所得が増えているものの、物価の上昇や消費税率が引き上げられたことなどで、生活実感は厳しさを増しているのではないか」と分析しています。
【「生活が苦しい」・・・過去最高】
一部の大金持ちだけが得をするアベノミクスではダメです。暮らしを支える政策を!
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— 清水ただし(衆議院議員)FunClub (@43ztv) 2015, 7月 3
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