2014年6月7日土曜日

安倍晋三、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の資産運用の見直し(国内株式投資の拡大)前倒しを指示。 一方、14の厚生年金基金で106億円の投資運用損失が明るみに。


YAHOOニュース
運用見直し、9~10月公表=公的年金、前倒し要請―政府
時事通信 6月6日(金)8時56分配信

公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の資産運用の見直しについて、田村憲久厚生労働相は6日、GPIFに前倒しを要請すると発表した。GPIFは、当初は年末までとしていた新たな資産構成(ポートフォリオ)の公表時期を9~10月に早める方針。

GPIFは約128兆円を運用する世界最大の年金基金。新たな運用方針では国内債券の比率を引き下げ、国内外の株式投資を拡大する見通しだ。

田村厚労相は3日の閣議後、安倍晋三首相に前倒しを要請することを報告。首相は「前倒しをやってほしい」と指示した。

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14厚年基金、106億円損失 プラザアセット社への投資

投資運用業「プラザアセットマネジメント」(東京都港区)に運用を任せた14厚生年金基金の106億円分の資産が失われていたことが20日、厚生労働省への取材で分かった。

金融庁は昨年7月、同社に対し、米国の生命保険証書を投資対象とするファンドの資金繰りが悪化しているのに、顧客に十分な説明をせずに投資一任契約を結んだとして、業務改善命令を出している。

厚労省によると、昨年3月末時点で14の厚年基金が、同社が扱う二つのファンドに計106億円を投資。厚労省が各基金に聞き取り調査した結果、資産価値がゼロになったことが判明したという。

2014/05/20 12:56   【共同通信】

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