10月5日(木)はれ(ただし雲多し)
なんとか陽がさす天候になりそうなので、昼過ぎから鎌倉散歩。
出発が遅めだったので、北鎌倉の東慶寺のみ。
今はシオン(紫苑)が盛ん。
他には、シュウメイギク(秋明菊)、ホトトギス、ハギなど。
この東慶寺には著名な文化人(作家、学者など)のお墓がある。
京都の法然院にある河上肇さん(夫妻)のお墓以外には余り関心がないので、東慶寺には何度も参詣しているけれど、墓地エリアでは漫然と木立を眺めるだけであった。
ところが、昨日は或る方に声を掛けられて、高見順と岩波茂雄のお墓の場所を教えられた。
二つとも簡素でいいお墓だった。
高見順のお墓は、自然石の形を残した、ご本人のサインを彫りこんだものだった。
この墓石、横を向いて置かれている。それは、お墓の場所が山の斜面の上部にあるためで、ご本人が、諸先輩を上から見下ろすのは畏れ多い、横向けに置いて欲しいと言い残したことによるそうだ。
他には、小林秀雄、西田幾多郎、和辻哲郎、安倍能成、田村俊子などのお墓があるそうだ。
▼シオン
▼シュウメイギク
▼不明
▼季節外れのアジサイ
▼様々なホトトギス
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