2013年2月2日土曜日

4号機の使用済み核燃料プールに対する懸念 黒川清日本学術会議元会長(国会事故調委員長)、「目前にある危機。世界中が懸念している」

時事ドットコム
4号機プールに懸念=福島第1、原発事故調の有識者会議

 東京電力福島第1原発事故で、国会などの事故調査委員会が最終報告書で示した提言について、政府の実行状況や姿勢を検証する有識者会議の会合が30日、都内で開かれた。同原発4号機の使用済み核燃料プールに対する懸念が複数の委員から示された。

 4号機プールには使用済み核燃料1331体と未使用の核燃料202体が保管され、1~4号機のプールの中で最も発熱量が多い。国会事故調委員長だった黒川清日本学術会議元会長は「目前にある危機。世界中が懸念している」と述べた。

 有識者会議の座長を務める北沢宏一元民間事故調委員長は、燃料取り出しには時間がかかると指摘。「良い解決法がない」と述べた。(2013/01/30-15:39)

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