2013年10月24日木曜日

被ばく線量下げる努力すべき 浪江町長が井上環境副大臣に(福島民報) 「1ミリシーベルト以下にならなければ、町内での学校再開は(町民の理解が得られず)なかなか難しい」との見解

福島民報
被ばく線量下げる努力すべき 浪江町長が井上環境副大臣に

 国が追加被ばく線量の長期目標に掲げる年間1ミリシーベルトについて、浪江町の馬場有町長は23日、「1ミリシーベルト以下にならなければ、町内での学校再開は(町民の理解が得られず)なかなか難しい」との見解を示した。「時間をかけてでも(放射線量を)下げていく努力をすべき」と述べた。

 国際原子力機関(IAEA)の専門家チーム団長が、住民の同意が得られれば「必ずしも年間1ミリシーベルトでなくてもいい」という認識を21日に示したことを受け、二本松市の町二本松事務所で報道陣の質問に答えた。

 馬場町長は23日、二本松市の町二本松事務所で井上信治環境副大臣と会談し、早期の除染と災害がれきの処理を要望した。

 井上副大臣は会談終了後、除染で出た汚染土壌などを搬入する中間貯蔵施設の建設について、双葉町で行われている現地調査が12月中旬にも完了する見通しを示した。建設候補地である大熊、双葉、楢葉3町に対する受け入れ要請は「12月中旬以降になる」と述べた。

( 2013/10/24 11:32 カテゴリー:主要  )

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