2013年10月5日土曜日

維新市議団、橋下改革に異議「選挙戦えない」。 橋下の政策(校区単位の地域活動への補助金減額)に異議。


読売新聞
維新市議団、橋下改革に異議「選挙戦えない」

大阪市議会の大阪維新の会市議団は4日、維新代表の橋下市長に対し、2014年度から2分の1に減額される予定の校区単位の地域活動への補助金について、見直しを求める提言書を手渡した。

地域の反対が強く「次回の選挙を戦えない」(幹部)と、判断したためだが、市長与党が「橋下改革」に異を唱えるのは異例だ。

市の地域活動への支援を巡っては、平松邦夫前市長時代は、使い道が明確な補助金以外に、領収書が要らない交付金もあり、「不透明なつかみ金になっている」との批判があった。

11年12月に就任した橋下市長は、補助金などの受け皿となる自治会の幹部らが、市長選で歴代市長を支援していることから、「公金で政治活動をしている」と、交付金など従来の方式を廃止。改めて校区への補助金をまとめて受け取り、PTAやNPOなども加わってまちづくりを進める「地域活動協議会」の創設を促し、各区で整備が進んでいる。

ただ、橋下市長は同協議会に対し、自主財源の確保を要求。14年度からは支給額が2分の1になることについて、市議団が各区の同協議会と意見交換したところ、「地域の声は補助金削減に反対ばかり」(幹部)だったという。

提言書を受け取った橋下市長は、市役所で記者団に対し、「きちんと地域活動協議会の活動内容をみて、改めるところは改めたい」と述べた。

(2013年10月5日12時22分  読売新聞)



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