2017年3月11日土曜日

森友学園疑惑 大きな力で封印された“籠池砲”(週刊朝日) / 理事長退席後に残った長男が、マスコミに負けて「色々あった」「圧力がある」と言っちゃってました / 籠池理事長「安倍晋三小学校」認可申請取り下げの真意 / 【文字起こし】森友学園・籠池泰典理事長&長男の佳茂氏〜3月10日(金)記者会見での質疑応答 / 森友・籠池理事長の豹変の裏に官邸からの圧力? 会見では“稲田防衛相夫の入れ知恵か”の質問に狼狽も / そこまでやるか安倍官邸 強引幕引き、電波ジャックの狂乱 / 全保守の皆さん、日本を愛する皆さん、安倍総理、どうぞ森友学園の行く末をどうぞよろしくお願いいたします 


(略)

籠池氏の親族はその胸中をこう語る。

「大阪府の視察、検査できちんと説明すれば、認可されると思っていたそうです。それがうまくいかず、深刻な事態になった。籠池夫妻はこれまで、親しくしていた政治家、大阪府などに『はしごを外された』『籠池つぶしで大きな力が働いている』と言い、弱音を吐いていたそうです」

 共産党幹部が分析する。

「理事長を辞めないと、捜査当局が動くというメッセージを政府から受けたんだろう。支持率低下を食い止めるために必死ですからね」

(略)

激安だった国有地払い下げの経緯を見ていくと、不可解な点が見えてくる。大阪府私学審議会が、森友学園の小学校を「認可適当」と答申したのは2015年1月で、土地の有償貸付契約を結んだのは同年5月。ところがそれより前の14年10月に、森友学園は土地のボーリング調査を行っているのだ。当時、まだ国有地だった時代である。

「なぜまだ貸してもいない段階の国有地をボーリング調査させたのか。当初から認可が下りることを前提に話が進んでいたとしか思えない。大阪府、政権中枢があうんの呼吸で動いたのではないか」(野党議員)
 
(本誌・小泉耕平、村上新太郎/今西憲之)

※週刊朝日 2017年3月24日より抜粋

















0 件のコメント: