2017年3月12日日曜日

安倍首相夫人が「私人」とは言えない根本理由 (東洋経済) ; 「事務方は初めから、昭恵夫人への随行を公務と見なしていたに違いない。しかし安倍首相が最初に『妻は私人だ』と言ってしまったものだから、それにあわせて急ごしらえで、随行も“私的活動”としたのだろう。ただそれでは職員が事故にあった場合は労災適用もできないなど、数々の問題が生じてしまう。よってやむをえず、見解を訂正したのだろう」


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■政府職員は公務として塚本幼稚園に随行した

 「土曜日に(職員が)行っていたので、最初は私的なものかというふうに考えたが、別な行事との連絡調整として(昭恵夫人に)付いていくこともありうるということで、あわせて検討して後で調べた結果、公務ということで整理した」

 3月7日の民進党のヒアリングで内閣官房の参事官は、玉木雄一郎議員の質問に対してかなり苦しそうに説明した。

 「事務方は初めから、昭恵夫人への随行を公務と見なしていたに違いない。しかし安倍首相が最初に『妻は私人だ』と言ってしまったものだから、それにあわせて急ごしらえで、随行も“私的活動”としたのだろう。ただそれでは職員が事故にあった場合は労災適用もできないなど、数々の問題が生じてしまう。よってやむをえず、見解を訂正したのだろう」

 玉木氏はこう述べるとともに、実際に随行した職員には時間外手当が支払われていた事実も明かしている。

■総理夫人という肩書は、絶対的な効力を持つ

(略)

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