2026年6月20日土曜日

(多事奏論)加速する「高市ブルー」 民主主義の土台揺るがす首相の雑すぎる答弁(高橋純子 朝日);「火のないところにも煙が立つのが政治の世界であり、真摯(しんし)に説明することでしか沈静化できない。ところが首相はそれをやらない。不機嫌を全開にして時に開き直り、答弁の訂正という失態をおかしてもなお傲然(ごうぜん)としている。攻撃はともかく、防御弱すぎ。危機を制御するどころか、場当たり的答弁を重ねてひとりぐいぐい危機を加速させている首相が「国家経営」者としての資質を大いに欠いていることは、疑いようがない。」


  報道が虚偽ならば文春に抗議しないのかという質問に、「私は日本国を背負って、国家経営に取り組んでいる。本当にそういうことに時間を使っている暇はない」と見得を切った首相。カッコイイ! けれど、ならば、秘書に時間を取られすぎだろう。ニッポンコクを背負っている御仁はただでさえ〝睡眠不足〟で、記者会見を3カ月半開かないほど〝多忙〟で、土日はほぼ「終日公邸で過ごす」ほど〝お疲れ〟のご様子なのに。

 火のないところにも煙が立つのが政治の世界であり、真摯(しんし)に説明することでしか沈静化できない。ところが首相はそれをやらない。不機嫌を全開にして時に開き直り、答弁の訂正という失態をおかしてもなお傲然(ごうぜん)としている。攻撃はともかく、防御弱すぎ。危機を制御するどころか、場当たり的答弁を重ねてひとりぐいぐい危機を加速させている首相が「国家経営」者としての資質を大いに欠いていることは、疑いようがない。

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