2013年10月2日水曜日

八重山教科書採択問題 下村文科相が竹富町に週内にも是正要求。    トンデモ歴史運動に負けないために(togetter)

琉球新報
八重山教科書採択問題 
八重山教科書、下村文科相が週内にも是正要求
2013年10月2日

 【東京】下村博文文部科学相は1日の記者会見で、八重山の教科書問題をめぐり文科省が竹富町に対して教育行政初の是正要求を出す方針を固めたことについて「政府内の協議がまとまり次第、直ちに是正要求を出したい」と述べ、今週中にも文書を出す考えを示した。

 一方、愛国心を育む教育などで「美しい国」づくりを目指す安倍政権にとって、竹富町が採択を拒否した保守色の強い「育鵬社」と、既に同町が配布した「東京書籍」の教科書のどちらが望ましいかについては「コメントする立場にない」と述べ、言及を避けた。

 下村氏は「(自民党が)政権を取った直後から相当丁寧に指導、助言を行ってきたが、いまだに改善していない」と指摘。是正要求は罰則がなく、強制力はないが「法治国家として法律に従うべきだ。是正要求に従うようお願いしていく」と述べ、町に対して八重山採択地区協議会の答申に従うよう求めていく考えを示した。

 是正要求は地方自治体などの事務処理に法令違反があるときや、明らかに公益を害していると認められる場合に、国が是正を求める制度。自治体側は、改善措置を取る法的義務を負うが、従わなくても罰則はない。


八重山毎日新聞
竹富町に是正要求へ 近く沖縄県に指示
2013年10月01日 社会・経済 ,  地域・教育

教科書採択問題で文科省
 沖縄県竹富町が地区協議会の答申と異なる中学公民の教科書を採択し、2012年度から使用している問題で、文部科学省は9月30日、同町に対して地方自治法に基づく是正要求をするよう、近く沖縄県に指示する方針を固めた。

 竹富町教委は協議会が答申した育鵬社版ではなく、東京書籍版を採択。無償措置の対象外となったため、有志の寄付金で購入した教科書を生徒に配布している。

 文科省は、協議会の答申に従うよう県教委を通じて同町を繰り返し指導。義家弘介政務官が3月に現地を訪れ直接是正を求めたほか、4月には文書でも指導した。

 しかし、竹富町が9月中旬、来年度の使用教科書についても育鵬社版と報告しなかったことから、文科省は自治体に法的義務を負わせる是正要求に踏み切ることにした。

 是正要求は09年、住民基本台帳ネットワークへの参加を拒否していた東京都国立市と福島県矢祭町に出されて以来で、教育行政では初めてという。

 菅義偉官房長官は30日午後の記者会見で、「同一地域内で同一教科書を採択するとした教科書無償措置法に違反する状態が続いており、問題解決に向け取り得る方法を検討していると承知している」と述べた。


togetter
トンデモ歴史運動に負けないために

 沖縄県竹富町が法に反し、教科書採択地区協議会の答申とは別の中学公民教科書を採択、使用している問題で、文部科学省が地方自治法に基づく是正要求の指示を出す方針を固めた。

民主党政権下では違法状態が容認されてきたが、安倍晋三政権では法治国家として看過できないと判断。

この報道を受けての屋代 聡さんの義憤ツイートに感銘を受け、まとめました。




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