国立公文書館で『江戸のレシピ』展というのが開催されている。7月12日まで。
なかなか面白い。
▼例えば『料理物語』という最初の展示物は、こんなふうに整理して展示されている。
▼『査魚志』というのは「まんぼうし」と読むらしい。
まんぼうの生態・捕獲法・調理の仕方が書かれているという。
腸や内臓を味噌であえたり、酢につけて生で食べたり、
漁師はちぎってそのまま食べたとも。
▼『江戸流行料理通』は高級料亭八尾善の亭主が著した料理書。
▼『江戸買物独案内』
▼『街談文々集要』はなんと、千住で行われたという酒合戦の模様を著している。
酒豪の一人、大長こと大坂屋長兵衛は四升いったらしいのだが、迎え酒として翌朝一升五合いったというのだから驚き。
それからなんと、大酒女子が三人、それぞれ二升五合ずついっちゃったとも。
聞いただけで、先日の日本酒二日酔いをプレーバックしそうだ。
・・・等々、おもしろい書物の紹介があるが、全部やると大量になるので、
残りはまた次の機会にでも。


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