勉強になる→「被害収まらぬ中飛び交う「ダム翼賛論」が間違いである理由」 https://t.co/a7pyWB0ZVv— レイジ (@sinwanohate) October 16, 2019
「ただし書き操作は、ダムが治水機能を失うことを意味し、ダムは『ダムを守る』ことに専念します。…基本的に『下流が大洪水で人が死のうと町が沈もうと、ダムのみを守る』という事を意味します。」
10月14日に報じられたところによると、同時多発的にただし書き操作に陥った関東一円の6カ所ダムは、事前の放流による水位低下を行っていなかったとのことです*。これは多目的ダムの治水ダムとしての運用上の致命的な欠陥を意味します。ダムの治水機能と利水機能は、本質的に相反する矛盾した存在で、事前放流の失敗による異常高水(たかみず)や渇水(かっすい)はこれまでにも数限りなく生じてきたことです。
<*ダム緊急放流、水位調節は実施されず 国交省、対応調査へ2019/10/14 神奈川新聞
これは、現場の国交省技官に無意味かつ過大な負担となっています。矛盾し、合理性から著しく乖離した長年の極端なダム偏重治水行政による宿痾です。そのうち自殺者を出しかねない、このような愚劣で歪んだ前例踏襲政策からは脱却せねばなりません。
1件のコメント https://t.co/bn2Lh6JmRB “八ッ場ダムが本格運用されていれば、今回の台風で緊急放流を行う事態に | 八ッ場(やんば)あしたの会” https://t.co/56GiGqoRTz— 渡辺輝人 (@nabeteru1Q78) October 18, 2019
「やっぱりダムは必要だ」と怒っている人に伝えたい「日本の治水と政治の関係」 https://t.co/qASVuR6DhY— SHIN∞🌏 (@shin919infinity) October 18, 2019
ダム推進派は八ッ場ダムのお蔭で利根川を守ったと強調しているようだ。でもそれは事実ではない。八ッ場ダムがなかった場合水位は17㌢上昇したに過ぎず、氾濫は考えられないのだ。むしろ今回八ッ場ダムは試験的貯水だったため貯水量は最低水位より低かった。本格運用していたら緊急放流もあり得たのだ。— 鳩山由紀夫 (@hatoyamayukio) October 17, 2019
田中康夫氏 脱ダム批判受け反論 #BLOGOS https://t.co/qcduhlY9lz
— 岩下 啓亮 (@iwashi_dokuhaku) October 21, 2019
治水は一日にして成らず。田中氏の名誉回復は勿論、むしろこの記事は「八ッ場ダムのおかげで利根川が溢れなかった」式の短絡的なダム礼賛に飛びついた方々に読んでもらいたい。ヤッシーの語る口はよどみなく、説明は丁寧で読みやすい。
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▼2018/8の記事
堤防補強よりダム優先で被害拡大か 問われる自公の河川政策(週刊金曜日) https://t.co/mJVUKe88Wd— レイジ (@sinwanohate) August 1, 2018
「水没した真備地区は、堤防補強が最優先課題だった。しかし代々の自民党政権は『堤防補強よりもダム建設だ』と言ってきた。この河川政策が今回の豪雨災害でも大きな被害をもたらしたのです」…
「今本氏は京大の後輩である太田昭宏国交大臣(当時)に「ダム最優先の河川行政を改めてほしい」と助言しようとしたが、「面談を拒否された」という。2代目の石井大臣もいまだに人命軽視の河川政策を改めようとしない。カジノ法案成立を、日本国民の生命財産よりも優先しているとしか見えないのだ。」— レイジ (@sinwanohate) August 1, 2018
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