2022年3月15日火曜日

沖縄に20年契約のツタヤ図書館が誕生…村民無視、村議会でも議論なしの異常事態(日向咲嗣)

(本文より)  

 CCCが運営する通称・ツタヤ図書館は、これまで当サイトで繰り返し報じているように、不祥事や不正疑惑が後を絶たない。2013年4月からCCCによる運営を開始した佐賀県武雄市図書館・歴史資料館は、スターバックス・蔦屋書店併設のお洒落空間に「100万人来館する図書館」と喧伝して話題を集めた。

  その一方、郷土資料廃棄問題から始まって中古本大量選書、装飾用ダミー高層配架、Tカード個人情報流出疑惑、独自の書店式分類による混乱と、それらに怒った市民によるたび重なる住民訴訟など、物議を醸した事件は文字通り枚挙に暇がない。

  2015年の神奈川県海老名市以降、運営費は直営比で倍増しており「効率の良い官民連携事業」とはほど遠い実態が次第にあらわになっている。本業でも、3年前には基幹事業のTSUTAYAが景品表示法違反で消費者庁から1億円の課徴金を課せられる重大な法違反が発覚し、もはや公務を受託する資格がないと批判されていた。



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