2013年6月22日土曜日

全盲のセーラーと辛坊治郎、救助。 その辛坊治郎は日頃、「税金泥棒」や生活保護に敏感な自己責任論者だったらしいッス。 しかも、コレ、「24時間テレビ」つう番組の企画!! → 辛坊がとるべき自己責任とは? ブログ削除の理由は?

【最新↓】
・辛坊治郎さん「自己責任論には反論できない」「お金は払わない」「再チャレンジする気持ちも」文春と新潮にコメント(ガジェット通信)
・辛坊さんを襲った9年前の「自己責任論」(ゲンダイネット)











Wikiにおける辛坊治郎の「人物」
メディア研究の経験などから、芦屋大学客員教授や関西学院大学非常勤講師(東京に単身赴任前まで)、読売テレビ寄講講義(俗にいう「冠講座」)として、同局の脇浜紀子などと共に立命館大学客員講師を務め、臨時で母校の早稲田大学でも講師を務めた経験もある。また、レギュラー番組の合間に、メディアや報道の裏側を題材とした講演なども行っている。

2009年2月のG7(7カ国財務相・中央銀行総裁会議)後に放送された『たかじんのそこまで言って委員会』で、番組内で「お父さん(中川一郎)も自殺されてるし、ああいうこと(「朦朧」会見など)を何回も何回もTVで放送すると、本人は自殺の恐れがあるから、もうこの辺で止めといてやろうやないかという話になるじゃないですか。とんでもない話だと思います。あんなものはね『自殺すればいい』(この部分は放送自粛音により放送されず)と思いますよ。あんだけ国際社会に恥かいてね、オメオメねぇオメオメ有権者の前にもういっぺん出るなと!もう二度と再びたぶん出られないと思う・・。出てきたら必ずあのVTR(「朦朧」会見など)を流されますからね。その意味では世の中にはやってはいけない事があるんだって。」とコメントし、中川昭一を痛烈に批判した。

YAHOOニュース
辛坊治郎氏 コメンテーター休業示唆「どの面下げて…」
スポニチアネックス 6月22日(土)7時1分配信

◇辛坊治郎氏 小型ヨット太平洋横断断念

神奈川・厚木基地に到着した辛坊氏は「助かった、の一言」と憔悴(しょうすい)した表情で話し、日付が変わった22日に東京都新宿区の吉本興業で会見しあらためて謝罪した。

辛坊治郎氏から突然の連絡「船体放棄しかない」

22日午前0時すぎ。東京都新宿区の吉本興業東京本部で記者会見した辛坊氏は「救助にたくさんの人手や税金を使うことになり、反省しなければいけないことは、きりがないぐらいある」と涙を流しながら、あらためて謝罪。さらに「岩本さんを無事に家族の元に帰せてよかった」と声を震わせた。

ヨット内にはあっという間にくるぶしまで海水が上がってきており「数分間で数十センチ上がってくる勢いで。数分で沈没するだろうと思った」。脱出時には、膝下まで浸水が進んでいた。何とか救命ボートに移ったものの、2人はずぶ濡れ状態。足を重ね合いぬくもりを分け合ったが、21日中に救助されなければ低体温症になると覚悟したという。実際、救助時の体温は35度で低体温症になりかけていた。

取材陣からコメンテーターとして意見発信する立場だが、今回のことで何か心境の変化はあったかと問われると「正直、今後、どの面下げてという思いはする。そういう意味では自らを省みる時間がいるだろう。今後の仕事は白紙」と話し、コメンテーターをしばらく休業することも示唆した。


【Afternoon Cafe】辛坊氏がとるべき「自己責任」
(略)
辛坊氏が取るべき「自己責任」は、救助費用の自己負担などではありません。
言論人として、小泉時代に急速に広まった自己責任論の片棒を担いだことに対する「自己責任」を取るべきなのです。

国民みんなが今回の事をきっかけにして、国中が罹患している殺伐とした「自己責任論」について立ち止まって考え直して欲しいと思います。
それは、例えば「自己責任論」に基づいて行われる激しい生活保護バッシングを考え直すことにも繋がるでしょう。


もう一つ。
彼は自分のブログを削除したようですが、これは不信を買います。
(略)
辛坊氏はこの削除の件について説明すべきでしょう。
そして、以前から「感動」の押し売りがなんとも鼻につく24時間TVでしたが、テレビ局が「感動」を作り出すために無謀な出航をさせたのだとしたらその責任も問われるべきですし、この番組自体を問い直すべきだと思います。 

ブログ削除という証拠隠滅?










ゲンダイネット
辛坊さんを襲った9年前の「自己責任論」    
2013年6月24日 掲載

「高遠さんを追及した言葉を忘れるな!」

「たった2人の命を何百人で救ってくれた。本当に海上自衛隊、海上保安庁の皆さまには感謝しています」「この国の国民であって本当に良かった」――。ヨットで太平洋を横断中に救助されたニュースキャスター、辛坊治郎氏(57)はこう言って目を潤ませた。命が助かったのは喜ばしいかぎり。だがこの一件、美談で終わりそうもない。辛坊氏の過去の発言を非難する書き込みがネット上に噴出している。

04年4月、イラクで高遠菜穂子さんらボランティアの日本人がイラク武装勢力に拘束された。このとき、辛坊氏はテレビで「自己責任」を主張。そのことでヤリ玉に挙がっているのだ。

〈辛坊がイラクで、民間援助にあたり拉致された高遠さんを追及した言葉を忘れるな! 自己責任! 自費で支払えと言ったことを〉〈貴方イラクで人質になった日本人を大上段で「自己責任」と切り捨ててませんでしたっけ?〉とケチョンケチョンである。

元外交官で評論家の天木直人氏も自身のブログで辛坊氏を批判している。
〈思い出すのがイラクで人質になった若者三人に浴びせかけられた「自己責任論」だ。当時辛坊氏は徹底的に小泉政権の肩を持つ発言を繰り返していた。その自己責任論者が自己責任を取らなくていいならこれほどの冗談はない〉

天木氏があらためて言う。
「正確な言葉は忘れましたが、あのころ辛坊氏はイラク戦争に反対している人々に厳しい態度を取っていました。人質になるというヘマをしでかすとはけしからん、と言わんばかりだったのです。彼は時の権力者側に立ちたがる人。だから弱者に厳しいのです。そもそも今回の航海については、万全の備えや訓練を積んで出発したかも疑問です。自己責任を振りかざした人が大勢の尽力によって、イラクの人質たちみたいに助け出されたとは皮肉で滑稽な出来事。辛坊氏は当分、自己責任論を語れないでしょう」

当然、海自や海保の救出費用は自己負担するのでしょうな。


YAHOO
辛坊さんに批判相次ぐ=自民部会
時事通信 6月25日(火)15時39分配信

太平洋横断中に遭難したニュースキャスターの辛坊治郎さんら2人が海上自衛隊に救助されたことに関し、25日の自民党国防部会で、辛坊さんの行動を批判する意見が相次いだ。中山泰秀部会長は「東日本大震災(の津波)で流し出された人を救出するなら納税者も納得すると思うが、本当に深謀遠慮に足りる計画があったのか」と無謀さを指摘。辛坊さんを部会に呼んで事情を聴くことも検討する考えを示した。
部会に出席した防衛省の黒江哲郎運用企画局長は、救出費用を当事者に請求しない根拠を問われ、「災害派遣は自衛隊の任務であり、任務遂行のために認められた予算の範囲内で対応した」と説明した。 

よってたかって叩くのはもうこれくらいで・・・。


livedoorNews
辛坊治郎さん「自己責任論には反論できない」「お金は払わない」「再チャレンジする気持ちも」文春と新潮にコメント
ガジェット通信2013年06月28日15時15分

ニュースキャスターの辛坊治郎さんと盲目のヨットマン岩本光弘さんがヨットで太平洋で横断中に船内に浸水、救助を要請し6月21日に無事救助された件。

6月27日発売の『週刊文春』と『週刊新潮』はいずれも3ページの特集記事を掲載している。新潮は4時間にわたる独占インタビューである。

新潮で辛坊さんは、税金で助けられることになってしまって申し訳ないと謝罪し、

「9年前、イラクで人質にされた高遠菜穂子さんたちに対し、自己責任論を持ち出して批判しました。これでは、言ってることとやってることが違うじゃないかと厳しい指摘があるのも承知しています。私には反論できません。」


と語る。また、ガジェット通信の
漏水があったのに不備のまま出航? 24時間テレビのための企画だった? 辛坊治郎さんがブログを削除
という記事でもお伝えしたが、「『24時間テレビ』の放送に間に合わせるために出航を急いだのでは?」という疑問について否定。そして、「読売テレビでこの航海がとりあげられたが、系列局であるものの日本テレビは関係ない」としている。

しかし、文春によれば「本人は否定しているが、成功していれば24時間テレビで大々的に紹介していたであろう」とのこと。

文春は辛坊さんの救出で4000万円の税金が消えたとして、辛坊さんに費用を払う考えがあるのか質問し、

「“払います”と言えば、助けてくれた自衛隊員が喜ぶと思いますか。命をかけて助けてもらって、それが金かよって思わないか。目の前で命がけの彼らを見ていて、それで金払いますとは言えないだろ……」


という辛坊さんのコメントを掲載。それゆえ特集の小見出しが「本誌直撃に“金は払わない”」となっている。

また、新潮のインタビューでは最後にこう締めくくっている。

「なによりもヒロさんを無事、家族のもとに帰せるのが嬉しかった。でも、ヒロさんの夢は叶えてあげられなかったから、万一のことがあっても国に頼らないだけの準備をし、自己責任で再チャレンジする気持ちがないわけでありません」



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