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MOX大量使用、検証必要=大間原発「世界に例ない」-田中委員長
原子力規制委員会の田中俊一委員長は26日の定例記者会見で、ウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料のみで運転を予定している電源開発大間原発(建設中、青森県大間町)について「きちっとデータを取って判断すべきだ。一般論として、世界に例がないことは難しい」と述べた。
田中委員長は、核燃料のうちMOX燃料が3分の1超を占める原発は世界的に例がないと指摘。個人的見解と断った上で、運転申請があった場合は規制委による安全性の検証が必要とした。
MOX燃料は通常のウラン燃料に比べ、制御棒を挿入した際の中性子吸収率が落ちたり、燃料が溶け出す温度が下がったりするなどの問題点が指摘されている。(2013/06/26-17:34)
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