自民・平井氏ネット党首討論に投稿 福島氏に「黙れ、ばばあ」
2013年6月29日 朝刊
自民党ネットメディア局長の平井卓也衆院議員が二十八日、インターネットで生中継された党首討論で、他党の党首の悪口を書き込んで投稿していた。
ネット中継はインターネット動画サイト「ニコニコ動画」で行われ、スマートフォン(多機能携帯電話)やパソコンから書き込んだメッセージが即時に画面上に流れる仕組み。動画の雰囲気にも影響する。
中継会場で討論を聞いていた平井氏は、社民党の福島瑞穂党首が冒頭発言した際に「黙れ、ばばあ!」、日本維新の会の橋下徹共同代表の欠席が伝えられた際には「橋下、逃亡か?」などとスマートフォンで書き込んだ。一方、安倍晋三首相の発言に対しては「あべぴょん、がんばれ」など肯定的なメッセージを送っていた。
平井氏は本紙の取材に「申し訳なかったが、(国会の)やじみたいなものだ。画面には流れていなかったはずだ」と述べた。
海外での買春、女子大生との援助交際、「黙れババア」の暴言。女性観が物凄くわかりやすい政党。 “@yuuzarmei: 平井なんと「29歳で放送局社長(オイオイ!)」 → 3世議員:平井卓也(1958年生、55歳)1986年に同社を退社、その後、1987年11月より1999年まで
— tak 「脱」原発推進派 (@takdh) June 29, 2013
これが政権与党の、いやしくもナントカ局長のするコト?
そこいらのチンピラやがな、これでは。
もっとも、安倍晋三も軽いけどネ。
おまけに、重い話はスルー、苦手らしいし。
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四国新聞
ネット監視チーム設置/中傷対策で自民党
2013/06/20 10:43
自民党は19日午後、インターネットを使った選挙運動が解禁される参院選に向け、ネット上の誹謗(ひぼう)中傷を監視する「トゥルースチーム」を党本部に設置した。平井卓也ネットメディア局長のほかIT企業関係者、弁護士らで構成した。
チームは、候補者のホームページや交流サイト「フェイスブック」、短文投稿サイト「ツイッター」の書き込みをチェック。中傷などの問題を発見すれば候補者に連絡して対策を講じる。
19日夜には、党支援のボランティア組織「自民党ネットサポーターズクラブ」(J―NSC)の総会を開催。小池百合子広報本部長は参加した会員約200人に「ネット活用が解禁されるので、みなさんの力を得たい」と協力を要請した。
YAHOOニュース
福島瑞穂党首に「黙れ、ばばあ!」と書き込み? 報じられた自民党ネットメディア局長はなぜか沈黙
J-CASTニュース 7月1日(月)19時56分配信
自民党ネットメディア局長の平井卓也衆院議員がネット党首討論で「黙れ、ばばあ!」などと野党党首らを罵倒するコメントを書き込んでいたと、一部で報じられた。しかし、事務所ではまだ確認が取れていないといい、本人のツイッターなども沈黙したままだ。
参院選を前にニコニコ生放送で2013年6月28日に行われた党首討論は、自民党圧勝が伝えられる中、視聴するユーザー数は伸び悩んだ。しかし、ネット選挙解禁にかける人たちの意気込みは熱いようで、この日の党首討論にも、主要政党がほぼ顔をそろえた。
■新聞取材には「申し訳なかったが、やじみたいなもの」
そんな中で、東京新聞が29日に報じたところによると、自民党ネットメディア局長の平井卓也氏は、ニコ生の画面上に表示されるコメントに意気盛んな書き込みをした。
社民党の福島瑞穂党首が討論冒頭で発言すると、平井氏は前述のように返し、日本維新の会の橋下徹共同代表が欠席したことが分かると、「橋下、逃亡か?」とはやし立てた。これに対し、自らが担ぐ安倍晋三首相については、「あべぴょん、がんばれ」と激励の書き込みをした。
あべぴょんとは、平井氏自らが発案し、26日から提供を始めたスマートフォン向けゲームのゆるキャラ名を指すようだ。
東京新聞によると、コメントは平井氏がスマホで書き込んだ。他党党首らの誹謗中傷を書き込んだことについては、「申し訳なかったが、やじみたいなものだ」と釈明した。しかし、書き込んだにもかかわらず、なぜか「画面には流れていなかったはずだ」と説明したという。
平井氏の書き込みがなぜ発覚したのかは定かではないが、ネット上では、IDが表示される状態のまま書き込んでしまったのではないかとの憶測が出ている。党首らへの誹謗中傷については、「コメントが浮かないように周りのレベルに合わせたのか」といった声もあるが、「これは、下品すぎる」「ネットで工作してますって言ってるようなもんじゃねーか」などと疑問が多い。
炎上対策から、ツイッターなどで触れず?
平井卓也議員は、党支援者のボランティア組織「自民党ネットサポーターズクラブ」の代表をしており、クラブの事務局では2013年4月11日、会員を名乗るネット上の誹謗中傷が多いとして、そうした行為をしないようにメルマガなどで呼びかけていた。また、6月19日には、ネットメディア局長の平井氏らが中心となって、ネット上の誹謗中傷を監視する「トゥルースチーム」を党本部内に立ち上げていた。
自らのツイッターでは17日、「自民党は他者の批判はせず、自分の政策を丁寧に訴えるのみです」ともつぶやいていた。それだけに、今回の書き込みが事実だとすれば、こうした言動に矛盾し、批判を受けそうだ。
平井氏は、ツイッターやフェイスブックなどでは、書き込みのことについて、7月1日夕現在で何も触れていない。毎日新聞の6月28日付記事では、ネット選挙対策について、「(炎上やなりすましは)無視してもらうのが一番正しい」と説明したというだけに、今回もスルーしている可能性はある。
平井氏の事務所では、取材に対し、「その件については、まだ確認が取れていません」と秘書が答えた。自民党の報道局などにも聞いたが、事実関係などは把握していないとのことだった。
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