2013年6月29日土曜日

【PC遠隔操作事件】捜査終結。裁判に臨む検察の陣容は、まるで大疑獄事件?! (江川 紹子)

YAHOOニュース
【PC遠隔操作事件】捜査終結。裁判に臨む検察の陣容は、まるで大疑獄事件?!
江川 紹子 | ジャーナリスト  2013年6月29日 11時32分

東京地検は、PC遠隔操作事件で勾留中の片山祐輔氏について、神奈川県警から追送検されていた横浜市内の小学校襲撃の脅迫メールを送ったとする威力業務妨害事件や遠隔操作ウィルスを6人にダウンロードさせたウィルス供用罪など3件を追起訴。一連の捜査が終結したと発表した。2月10日の片山氏逮捕から138日。片山氏の身柄も、警視庁湾岸署から東京拘置所に移され、事件は舞台を完全に裁判所に移す。

「自信」を語る検察だが…
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録音をめぐる不明朗
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検察は5人態勢、しかも2人は専従
今回の捜査は、警視庁、神奈川県警、大阪府警、三重県警の合同捜査本部が行い、検察側は東京地検の検事が3人で対応した。今後の裁判には、なんと公判部副部長以下5人態勢で臨む、という。それも、2人はこの事件だけを担当する専従(うち1人は捜査も担当した検事)。秘書3人を起訴した陸山会裁判より多い。まるで大疑獄事件並みの陣容だ。

これには、午後6時半過ぎから記者会見を行った弁護団は、相当驚いたらしい。
「参ったね。こっちは、この事件に専従できる弁護士は一人もいない。一人回して欲しいよ」と軽口を叩きながらも、佐藤博史弁護士の顔は紅潮していた。「5人もいるのは、自信のなさの現れだろう。5人合わせて一人前なのではないか?」

〆切りギリギリの検察側書面
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メディアと検察との関係
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「片山さんが犯人かどうかは分からないのだから、権力の情報を垂れ流しではなく、もっと情報を批判的に見ないと。4人の誤認逮捕があった事件であり、また同じことが起きているのではないかという疑いを持って臨んで欲しい」




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