防衛大綱、敵基地攻撃で自民提言
首相「研究はすべきだ」
自民党の岩屋毅安全保障調査会長と中山泰秀国防部会長は11日、安倍晋三首相と官邸で会い、政府が年内に策定する長期的な防衛力整備の指針「防衛計画の大綱」に向け、北朝鮮の核・ミサイル開発を踏まえた敵基地攻撃能力の保持について検討を求める提言を手渡した。首相は「大切なことなので研究はすべきだ」と応じた。
これに先立ち、小野寺五典防衛相は記者会見で「敵基地に対する攻撃能力保持は法的に問題ないが、さまざまな議論が必要だということも重々認識している」と表明。近隣諸国の理解獲得を含め、慎重に検討を進める考えを示した。
提言は、中国の海洋進出を念頭に、離島防衛の強化も掲げた。(共同通信)
【 2013年06月11日 18時10分 】
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