維新・橋下氏&石原氏、和解アピール失敗!?
今夏の参院選の前哨戦となる東京都議選(定数127)が23日、投開票される。選挙戦最終日の22日、亀裂が表面化した日本維新の会の石原慎太郎(80)、橋下徹(43)両共同代表はJR池袋駅前でそろって街頭演説に臨んだが、橋下氏は早々に立ち去り、かえってすれ違いを印象づけた。
先に登場した橋下氏は「過去の過ちは直視しなければならないが、事実と違うことを言われたら、異議申し立てをしようということ」と慰安婦発言について釈明。演説中に石原氏が合流すると笑顔で握手を交わしたが、石原氏との関係については最後まで触れず、演説を終えるや「次の予定があるので」と立ち去ってしまった。
残された石原氏は「橋下君は本当のことを言い過ぎて舌禍事件を起こした。だけど『申し訳ない』とのメールを送り、みんなの気持ちが収まった。男の付き合いなんてそんなもんだ」と和解を強調したが、関係修復をアピールするまでには至らなかった。
橋下氏は都議選の結果に責任を取ると表明。日本維新の松井一郎幹事長(49)は“勝敗ライン”を現状維持の3議席(立候補者34人)と低く設定しているが、橋下氏の発言で党勢は低迷しており、結果次第で石原氏との対立が再燃する可能性もある。
(紙面から)
維新の石原、橋下両共同代表は午後の池袋駅前の街頭演説の場で握手し「一致結束」を演出した。石原氏は「橋下君は舌禍事件を起こしたけれど、申し訳ないとメールを送ってくれた。気持ちはおさまった」と述べた。国民の怒りはおさまっていない。(R) pic.twitter.com/tWtZEWf5fm
— 赤旗政治記者 (@akahataseiji) June 22, 2013
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