2013年10月14日月曜日

橋下徹、石原慎太郎の公明党批判を容認するが、大阪市議会では公明の協力がないと過半数に届かない。

毎日JP
橋下・日本維新の会共同代表:石原さんの公明批判、許します 研修会で結束アピール
毎日新聞 2013年10月13日 大阪朝刊

 日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)は12日、東京都内で開かれた党国会議員団政策研修会で講演し、石原慎太郎共同代表が公明党を批判する発言について当面は容認する考えを示した。憲法観などで違いがある両代表が結束する姿勢を見せたものだが、大阪市議会は公明の協力がなければ過半数に届かず、波紋を呼ぶ可能性もある。

 講演は非公開。出席者によると、橋下氏は「国政で石原氏は『公明は足手まとい』と言い、僕は大阪で『公明は大切だ』と言い続ける。維新ののみ込む力だ」と語った。「多種多様な意見の中で意思決定をやっていく。政党とはそういうものだ」とも述べ、懐の深さをアピールした。橋下氏の発言に同調した石原氏は、その場で公明批判を展開し、「(国政で連立する)自民党は公明を切り捨てざるを得ない」と改憲に向けた持論を語った。

 政策研修会後の執行役員会では、2015年春の統一地方選に向け、各地に政治塾をつくることを確認した。【阿部亮介、村上尊一】

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